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知っておきたいデザイン用語集⑰
【CMYK / RGB】

CMYKとRGBは、制作物のカラーモードを指し、使用する場面によって適切なモードを選ぶことが重要です。一般的に、Webやデジタルで表示されるものには「RGB」、印刷物には「CMYK」を使います。それぞれのカラーモードには独自の特性があり、デザインの仕上がりに大きく影響を与えます。

RGBは、Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)の3色の光の三原色を組み合わせたカラーモードで、主にWebやデジタルでの表示に適しています。RGBでは、色を重ねるごとに明るさが増し、最終的に白色に近づきます。そのため、RGBは色彩が鮮やかで発色が良く、デジタルデザインには最適です。

一方、CMYKは、Cyan(シアン:水色)、Magenta(マゼンタ:ピンク)、Yellow(イエロー:黄色)、Key(キー・プレート:黒)の4色で構成され、印刷物に適したカラーモードです。CMYの三原色は重ねるほど暗くなり、理論上は黒に近づきますが、実際には濁りのある灰色になるため、印刷時には黒を明確に表現するために「Key(黒)」が加わります。このため、CMYKは印刷物での色再現性が高まり、鮮明な仕上がりが実現します。

デジタル表示と印刷の目的で色を使い分けることで、制作物が思い通りの色で仕上がります。デザインの段階でどちらのカラーモードを使うかを意識することは、完成品のクオリティを左右する重要なポイントです。デザイナーにとってCMYKとRGBの違いを理解して使い分けることは、魅力的なデザインを作り出すための基本知識といえるでしょう。

CMYKとRGBは、制作物のカラーモードを指し、使用する場面によって適切なモードを選ぶことが重要です。一般的に、Webやデジタルで表示されるものには「RGB」、印刷物には「CMYK」を使います。それぞれのカラーモードには独自の特性があり、デザインの仕上がりに大きく影響を与えます。