Googleで何かを検索したとき、商品画像が出てきたり、星のレビューがついていたり、Q&Aが展開されたりするのを見たことはありませんか？
それを「リッチリザルト（Rich Results）」と言います。
リッチリザルトは、検索結果に表示される情報を、より視覚的に・より多くの情報を添えてユーザーに届ける表示形式のことです。

例えば

・★のレビュー評価（例：★★★★☆）

・商品の価格や在庫情報

・パンくずリスト（カテゴリ構造）

・よくある質問（FAQの展開）

などがリッチリザルトにあたります。
これらは、「検索結果で目立つ」「クリックされやすくなる」「情報の信頼性・専門性が高まる」
など、検索結果画面でのクリック率（CTR）を向上させる効果があり、SEOでも重要です。

どうすればリッチリザルトが表示されるか。

リッチリザルトを実現するには、構造化データ（schema.orgのマークアップ）をページ内に組み込む必要があります。
具体的には、次のような手順で対応します。

1．対象ページを決める
　例：商品詳細ページ、FAQページ、レシピ記事など

2．Google推奨の構造化データの種類を確認
　
3．HTMLに構造化データを追加
　形式は次のいずれか
　- JSON-LD（推奨）
　- Microdata
　- RDFa

4．構造化データマークアップを記述
　（例：FAQのJSON-LDマークアップ）

5．Googleのツールで確認

6．Google Search Consoleに登録・インデックス申請
　クロールしてもらわなければ反映されません。

SEOは「順位」だけでなく「目立ち方」も重要です。
リッチリザルトを活用すれば、競合サイトよりも検索結果で目立つことができ、アクセス・問い合わせ・売上UPに繋がります。
特に、FAQや商品情報を扱っているサイトは有効的です。