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知っておきたいデザイン用語集② 【ファーストビュー】
ファーストビューとは、Webサイトやアプリの画面を開いたとき、スクロールせずに最初に見える範囲のことを指します。多くの場合、メインヴィジュアルが含まれるため、両者は同義とされることもありますが、厳密には異なります。ファーストビューは「ユーザーが最初に目にする情報」として、閲覧の印象を大きく左右する重要な要素です。
ファーストビューには、ユーザーにサイトの目的や価値を瞬時に伝える役割があります。ここでユーザーの興味を引き、次のアクションを促すことができるかどうかで、サイトの成功に大きな影響が及びます。そのため、ファーストビューにはキャッチコピーや視覚的なインパクトのある画像、明確なCTA(Call to Action)ボタンを配置するのが一般的です。これらの要素が効果的に組み合わされることで、ユーザーは「このサイトが自分にとって有益かどうか」を瞬時に判断でき、次のステップへと進みやすくなります。
さらに、ファーストビューのデザインにはユーザーの使いやすさや視覚的な一貫性も求められます。デバイスや画面サイズによって見え方が異なるため、レスポンシブデザインの考慮が不可欠です。ファーストビューは、まさにWebサイトの第一印象を決定づける部分なので、ターゲットユーザーやサイトの目的に合ったデザインを追求することが、成功するサイト作りへの第一歩となるでしょう。