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知っておきたいデザイン用語集㉝
【 アラインメント】
アラインメントとは、文字や要素の「揃え」を指すデザイン用語で、主に「左揃え」「中央揃え」「右揃え」の水平位置の揃え方を指します。また、垂直方向の「上揃え」「中央揃え」「下揃え」を意味するバーティカルアラインメントという用語もあります。日常的なやり取りでは「文字揃え」という日本語で表現されることが多いです。
アラインメントの基本ルール
文字揃えはデザイン全体の統一感を保つために非常に重要です。左揃えなら左揃え、中央揃えなら中央揃えといった具合に、一貫性を持たせることを基本としましょう。特に資料やWebサイトでは、人の視線が左上から右下に進むため、左揃えを基本にするのが無難であり、読みやすさも向上します。
部分的なアレンジもポイント
とはいえ、バランスやインパクトを出すために、あえて中央揃えを使うケースもあります。この場合、文章の改行位置がばらついて読みにくくならないよう、慎重にレイアウトを調整しましょう。右揃えは特殊なケースで使用されることが多く、特定のデザイン要素やラベルに適しています。
アラインメントがもたらす効果
文字揃えが統一されていると、視覚的に整った印象を与え、内容の信頼性や見やすさが向上します。一方で、揃え方がばらつくと、デザイン全体が雑然とし、視線の流れが分断される原因になります。そのため、アラインメントはシンプルながらも効果的なデザインテクニックの一つです。
適切なアラインメントを意識することで、見た目の美しさだけでなく、読みやすさや伝わりやすさが格段に向上します。一貫性を保ちつつ、場面に応じたアレンジを加えたデザインを心がけましょう。