mashima
「会社のために働く」より、「自分のために働く」
仕事の話になると、ときどき「会社のために働く」という言葉を耳にします。
もちろん、その気持ちは大切です。会社があるから仕事があり、仲間がいて、お客様と出会う機会があります。
でも、仕事に向き合ううえで本当に大切なのは、少し違うところにあるように思います。
それは、まず自分のために働くという意識です。

自分のために働くというと、わがままに聞こえるかもしれません。
でも、そういう意味ではありません。
自分の力をつけるために働く。
自分の知識を増やすために働く。
自分の技術を磨くために働く。
自分がもっと社会で通用する人間になるために働く。
そういう意味です。
この意識を持って仕事をしている人は、日々の仕事の見え方が変わってきます。
頼まれたことをただこなすのではなく、この仕事から何を学べるかを考えるようになります。
誰と関わるか、どんな経験ができるか、どんな場面で自分が試されているか。
そうやって仕事に向き合う人には、知識も、技術も、人とのつながりも集まってきます。
そして、その積み重ねが、仕事の力になっていきます。
結果として、そういう人がいちばん会社にとってもプラスを生む人材になっていくのだと思います。
なぜなら、自分の成長に本気な人は、仕事の質も上がるからです。
考える力もつく。
提案できる力もつく。
任される力もつく。
会社のためだけに我慢して働くより、自分の力を高めようと働く人のほうが、長い目で見ればずっと強いです。
そして、忘れてはいけないのは、今自分がいろいろな挑戦をできているのは、会社の看板があるからということです。
社名があるから会える人がいる。
社名があるから任せてもらえる仕事がある。
社名があるから、普段なら経験できないようなトライができる。
これは当たり前ではなく、とてもありがたいことです。
だからこそ、その環境の中でしっかり取り組むことが大切です。
会社の看板を借りて経験し、そこで力をつける。
その積み重ねは、いつか大きな意味を持ちます。
もしある日、その看板の力を自分から引き算したとしても、
それでも社会の中で信頼される自分でいられるか。
それでも仕事ができる自分でいられるか。
そこを目指して働くことが、本当の成長なのだと思います。
会社のために働く。
その前に、自分のために働く。
自分の力をつけるために、今ある環境をありがたく使い切る。
その姿勢が、結果的に会社にも大きな価値を返していくのではないでしょうか。
