株式会社間島宣伝事務所

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仕事は、見つけにいくもの。

仕事をしていると、つい「何をすればいいですか?」と指示を待ってしまうことがあります。もちろん、組織で働く以上、与えられた役割をきちんと果たすことは大切ですし、頼まれたことを正確にやり切ることも信頼されるための基本です。

しかし、それだけでは仕事は広がっていきません。

本当に仕事ができる人は、与えられた仕事をこなすだけでなく、まだ形になっていない仕事に気づき、自分から動き出していく人だと思います。

仕事は、誰かが用意してくれるものだけではない

仕事とは、必ずしも上司やお客様から渡されるものだけではありません。

目の前の困りごとや、まだ誰も気づいていない課題、もっと良くできる余白、お客様が言葉にできていない不満、社内でなんとなく放置されている不便さの中にも、仕事の種はあります。

「言われていないからやらない」という考え方では、その種に気づくことはできません。逆に、「ここを少し良くできないか」「この人は何に困っているのか」「今のやり方は本当に最善なのか」と考えられる人は、日々の仕事の中から自分で仕事を見つけていきます。

仕事を自ら創るとは、何か大きな新規事業を立ち上げることだけではなく、日々の小さな違和感や改善点を見逃さず、自分の行動に変えていくことなのだと思います。

指示を待つだけでは、成長の幅が狭くなる

与えられた仕事だけをしていると、失敗は少ないかもしれません。しかしその分、自分で考える機会も少なくなります。

なぜこの仕事が必要なのか、誰のためにやっているのか、もっと良い方法はないのか、この先どんなことにつながっていくのか。そうした問いを持たないまま作業を続けていると、仕事はただの処理になってしまいます。

処理は早くなるかもしれませんが、考える力は育ちにくい。

仕事で本当に力がつくのは、指示されたことを終わらせた時ではなく、自分で課題を見つけ、自分で考え、自分で動き、その結果を引き受けた時です。自分で動いた仕事には責任が生まれ、責任があるからこそ真剣になり、その真剣さが学びを深くしていきます。

仕事を創る人は、相手の困りごとを見ている

仕事を自ら創る人は、独りよがりに動いているわけではありません。むしろ、相手をよく見ています。

お客様が何に悩んでいるのか、現場の人がどこで困っているのか、会社として何が足りていないのか、この先どんな問題が起きそうなのか。そうした観察の中から、「これは今のうちにやったほうがいい」という行動が生まれます。

大切なのは、自分がやりたいことを押し通すことではなく、相手や組織にとって必要なことを見つけることです。

仕事を創るとは、自分勝手に仕事を増やすことではありません。人の困りごとに気づき、それを価値に変えていくことです。

小さな改善が、新しい仕事になる

大きな仕事は、突然生まれるものではありません。最初は、いつもの資料を少し見やすくすることや、お客様への連絡を少し早くすること、説明の言葉を少し分かりやすくすること、社内の共有方法を少し整えること、前回より少し良い提案にすることなど、小さな改善から始まります。

こうした小さな積み重ねが、やがて新しい信頼につながります。

「あの人に頼むと、少し先まで考えてくれる」「言われたこと以上に気づいてくれる」「相談すると何か良くなりそうだ」と思われるようになると、仕事は自然と増えていきます。

仕事は、ただ待っていても広がりません。しかし、目の前の仕事を少しでも良くしようとする人には、次の仕事が集まってきます。

自分から動く怖さを超える

自分から動くことには、怖さがあります。余計なことをしたと思われたり、失敗したり、思ったほど評価されなかったり、誰かに否定されたりするかもしれないと考えると、何もしない方が安全に感じることもあります。

それでも、自分で仕事を創ろうとする人は、その怖さを越えていきます。

なぜなら、何もしなければ何も変わらないことを知っているからです。

仕事において一番もったいないのは、能力がないことではなく、気づいているのに動かないことだと思います。違和感があるのに黙っていること、もっと良くできると分かっているのに誰かの指示を待ってしまうことは、成長の機会を自分で逃しているのかもしれません。

自分から動けば、失敗することもあります。しかし、動いた人にしか分からない景色があります。その経験が、次の判断力になります。

与えられる仕事から、創る仕事へ

若い頃や経験の浅い頃は、与えられた仕事をしっかりやることが大切です。基本を覚え、型を知り、約束を守ることが信頼の土台になります。

しかし、いつまでも「与えられる仕事」だけを待っていてはいけません。

経験を重ねるほど、お客様の先回りをする力、組織の課題に気づく力、新しい価値を提案する力、誰かが言葉にする前に必要なことを形にする力が求められます。

これからの時代、言われたことを正確にこなすだけの仕事は、どんどん代替されていくかもしれません。だからこそ、人にしかできない仕事は、気づくこと、考えること、つなげること、提案すること、そして自ら動くことにあると思います。

仕事は、自分の姿勢で広がっていく

仕事は、待つものではなく、見つけにいくものです。そして、見つけた仕事を形にすることで、自分の働き方は変わっていきます。

自分で気づき、自分で考え、自分で動く。その積み重ねが、自分の仕事の幅を広げていきます。

誰かに与えられる仕事だけでは、自分の可能性は広がりにくいものです。自分で創った仕事には自分の意思が入り、その意思が責任を生み、その責任が成長につながっていきます。

仕事は、与えられるものではなく、自ら見つけ、自ら形にしていくもの。

そう考えるだけで、目の前の景色は少し変わります。いつもの作業の中にも改善の種が見えてきますし、いつもの会話の中にも提案のヒントが見えてきます。いつもの不便の中にも、新しい仕事の入口が見えてくるはずです。

仕事を創る人は、特別な才能を持った人ではありません。目の前のことを、少しでも良くしようとする人です。

その姿勢こそが、これからの時代に必要な仕事力なのだと思います。