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知っておきたいデザイン用語集㉑
【カラーパレット】
カラーパレットとは、デザインで使用する色をまとめてピックアップしたものです。デザイン全体の配色を決める際に、気分や直感に頼るのではなく、あらかじめ意図を持って選択されたカラーパレットを使うことで、一貫性のある魅力的なデザインを作り上げることができます。
カラーパレットは、ブランドのイメージや目的に応じて選ばれるべきです。例えば、信頼感を与えたい場合は青系を基調に、活気やエネルギーを伝えたい場合は赤やオレンジを取り入れるなど、色彩の心理効果を考慮しながら作成します。また、メインカラー、アクセントカラー、サブカラーといった役割を決めることで、デザインにまとまりが生まれ、ユーザーに伝わりやすいビジュアルが実現します。
カラーパレットを作成する際には、オンラインツールや色彩理論を活用するのもおすすめです。ツールを使えば、補色、類似色、トライアド配色などの配色ルールに基づいたカラーパレットを簡単に作成でき、調和の取れた配色が実現します。
カラーパレットをあらかじめ決めておくことで、バナーやWebサイト、ポスターなど異なるメディアにまたがるデザインに一貫性を持たせることができます。結果として、ブランドの認知度が高まり、視覚的に統一感のあるデザインを提供できるようになります。デザインの最初の段階でカラーパレットを意識し、色の力を最大限に活用しましょう。