株式会社間島宣伝事務所

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情報の種類

今の時代は、情報が多すぎる時代です。

スマートフォンを開けばニュースが流れ、SNSを見れば誰かの意見が流れ、動画を見れば専門家のように話す人が次々に出てきます。便利になった反面、何が本当で、何が誰かの解釈で、何がただ広がっているだけの情報なのかを見分けることが、とても難しくなっています。

だからこそ、情報には種類があることを知っておく必要があります。

情報をすべて同じものとして受け取ってしまうと、誰かの意見を事実だと思い込んだり、出どころの分からない話を正しいものとして広げてしまったりします。情報を扱ううえで大切なのは、まずその情報がどこから来たものなのかを考えることです。

一次情報は、自分で見たこと、聞いたこと

一次情報とは、自分自身が直接見たり、聞いたり、体験したりした情報です。

現場に行って見たこと、相手に直接取材して聞いたこと、実際に商品を使って感じたこと、自分の目で確認した数字や出来事などが一次情報になります。

こうした情報は、最も強い情報です。

新聞記者やジャーナリストが現場に行くのは、一次情報を得るためです。誰かが言っていたことをそのまま伝えるのではなく、自分の目で見て、自分の耳で聞き、できるだけ事実に近いところから情報を集める。その姿勢が、情報の信頼性を高めます。

仕事でも同じです。お客様の声を直接聞くこと、現場を見ること、実際に使われている様子を知ることは、企画や提案を考えるうえでとても大切です。机の上で考えたことより、現場で見たことの方が強い場合はたくさんあります。

二次情報は、誰かが伝えた情報

二次情報とは、一次情報をもとに誰かが伝えた情報です。

テレビや新聞、ネットニュース、誰かの投稿、知人から聞いた話などは、多くの場合、二次情報になります。また、その情報に対して誰かの意見や解釈が加わったものも、ここに含まれていきます。

もちろん、二次情報が悪いわけではありません。自分がすべての現場に行くことはできないので、誰かが整理して伝えてくれる情報はとても大切です。ニュースや解説記事によって、自分では知ることのできない出来事を理解することもできます。

ただし、二次情報には伝える人の編集や解釈が入ります。

どの部分を取り上げるのか、どの順番で伝えるのか、どんな言葉を使うのかによって、同じ出来事でも印象は変わります。さらに、そこに自分の意見や感想が加わると、事実そのものよりも「どう感じたか」「どう考えたか」が強く伝わることもあります。

だから、二次情報を受け取る時には、「これは誰が、どんな立場で、何をもとに伝えているのか」を考えることが必要です。

情報は、伝えられた瞬間に少し形を変えます。そのことを知っているだけで、情報との向き合い方は変わります。

三次情報は、出どころが分からないバズ情報

三次情報は、一次情報や二次情報からさらに離れ、出どころが分からないまま広がっている情報です。

SNSでは、誰が最初に言ったのか分からない情報が一気に広がることがあります。多くの人が反応しているから正しいように見える。たくさん拡散されているから重要なことのように見える。強い言葉で書かれているから本当のように感じる。

しかし、広がっていることと、正しいことは別です。

バズ情報は、感情を動かす力があります。怒り、不安、驚き、笑い、共感。そうした感情に触れる情報ほど、早く広がりやすくなります。ただ、その情報の出どころが分からなかったり、事実確認がされていなかったりする場合も少なくありません。

誰かが言っていた。みんながそう言っている。ネットで見た。そうした情報だけで判断してしまうと、自分の考えまで流されてしまいます。

三次情報は、すぐに信じるものではなく、一度立ち止まって確認する情報です。

情報は、受け取る力が問われる

情報が多い時代に必要なのは、たくさん知ることだけではありません。

大切なのは、情報の種類を見分ける力です。

これは一次情報なのか、二次情報なのか、それとも出どころの分からない三次情報なのか。誰が伝えているのか。事実と意見が混ざっていないか。感情だけで広がっていないか。そうやって一度立ち止まって考えるだけで、情報に振り回されにくくなります。

仕事でも、情報の扱い方はとても重要です。

企画を考える時も、提案をする時も、広報や広告をつくる時も、どの情報をもとに判断するかで質が変わります。現場を見ずにネットの情報だけで考えた提案と、実際にお客様の声を聞いて考えた提案では、説得力がまったく違います。

情報の質は、仕事の質にもつながります。

情報に流されず、情報を扱える人になる

これからの時代、情報はますます増えていきます。

AIによって文章も画像も動画も簡単につくれるようになり、見た目だけでは本当かどうかを判断しにくい情報も増えていくと思います。だからこそ、情報をただ受け取るだけではなく、その情報がどこから来て、どのように伝わり、どんな意見が加わり、どこで出どころが分からなくなっているのかを考える力が必要になります。

一次情報を大切にすること。二次情報は、誰かの編集や解釈が入っているものとして受け取ること。三次情報であるバズ情報には、一度立ち止まること。

この意識を持つだけで、情報との付き合い方は大きく変わります。

情報に振り回される人ではなく、情報を見極め、考え、自分の判断に活かせる人になること。

それが、これからの仕事にも、学びにも、社会の中で生きていくうえでも、とても大切な力になるのだと思います。