株式会社間島宣伝事務所

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shimazaki

「マーケティング」とは何ぞや

みなさんこんにちは。横浜出身研修生の「シウマイ」です。

今回から「マーケティング」について学んでいきます。
私自身、マーケティングを学んだ経験はありません。
現在の理解としては「商品を売るときの考え方」という程度ですが、これから少しずつマーケティングの考え方とその中で出てくる様々な要素について紹介していきます。

初回はズバリ!「マーケティングとは何か」です。

マーケティングはビジネスにおいて不可欠であり、
世の中に存在する商品やサービスの至る所でマーケティングが使われています。
私たちが手にするすべての商品はマーケティングなしでは届きません。

企業が市場で成功し、収益を最大化して競争に勝つ。
顧客との良好な関係を築き、製品やサービスを効果的に提供する。

こうした目標を実現するためにはマーケティングが必要なのです。

ではさっそくですが、そもそもマーケティングとはいったい何なのでしょうか。

アメリカ・マーケティング協会によると
「マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を
創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである」
と定義されています。

これをもう少しかみ砕いてみましょう。

価値のあるものというのは、私たち(顧客)が欲しいと思うような良い商品やサービスのことです。
そして、これらを生み出して届けるまでの一連の活動がマーケティングということになります。

マーケティングとは

コンビニエンスストアのホットスナックを例に考えましょう。

唐揚げは我々を虜にしてやまない料理ですが、自宅で作るには仕込みが必要で少し面倒です。
しかしながら、唐揚げ1つのために料理店に入ることは珍しく、値段も高くついてしまいますし、
スーパーマーケットで買うよりもさらに手間なく温かいまま、しかも箸を使わずに片手で食べられたらどれほど便利でしょうか。

これらの望みをかなえたのがコンビニのチキンです。
コンビニのホットスナックは、私たちの「自分で手間をかけずに暖かい料理を手軽に食べたい」という
潜在的な需要を満たしたことにより、高い集客力を持つ主力商品となりました。

結果として、「〇〇チキ」のような数々の定番商品がうまれ、肉まんやおでんに至ってはもはや冬の風物詩のような扱いになっています。

それに加えて、ホットスナックは廉価でつまみに適しているため、私たちはついつい酒や飲料をついでに買ってしまいます。
こうしてホットスナックは既存の商品の売り上げにも多大な貢献をしているのです。

このように、社会に存在する潜在的なニーズを拾い、それに合う商品を提供することができれば、世の中により「価値のあるもの」が生まれることになり、
社会全体がその新たな価値を受け取ることができます。これこそが「マーケティング」です。

マーケティングとは「これが欲しいな」という私たち顧客側の視点から始まる、ということです。
ですから、潜在的な需要を調査することがマーケティングの第一歩といえるでしょう。